この世界的困難な数年の間に、私の朝のルーティーンに変化が起きました。
お仕事がお休みの日の朝9時頃までのことを書いてみます。
よくあるパターンです。
朝3時半:起床
朝4時:主人が仕事に出かけます。
自宅で作ったアイスコーヒーをタンブラーに入れて持たせます。
犬と一緒にお見送り。
犬、無言で二度寝。
4時15分:常温のお水を飲みながら、今日一日のことを考えます。
4時30分:夜明けを感じる空を眺めながら
空の変化と部屋の中に入ってくる光の変化を楽しみます。
この夜明けの色がとても好きです。
(と書きましたが要は脳がまだぼんやりしていて動けませんよってことです)
植物の様子を見てお手入れをします。
5時30分:しっかりと空が明るくなるまでの間、瞑想をします。
長く瞑想できる時もあるし、なかなか集中できない時もありますが、
気にせず、座って、呼吸します。
6時:犬がお腹が空いたと主張しながら起きてくるので、朝ごはんの支度。
私は朝は食べられる時と食べられない時があるので、その日の調子に合わせて。
コーヒーか紅茶、何か温かい飲み物を淹れます。
7時:ゴミの収集がある日はゴミ捨てをしたり。家事全般でやるべきことをしたり。
犬が出かけたいとリクエストがあれば短めの散歩に。
今朝は散歩はいらんと言われれば自由にさせておきます。
老犬なのでその日の本人(本犬)の調子が最優先です。
8時:書くべき文章がある時はここから集中して一気に書きます。
なければ英文の今日のニュースを読みながら英語の勉強。
余裕があればSNS関連をあれこれ。
そうこうしている間に9時を過ぎてしまうので、そこから開くお店に行って用事を済ませたり、図書館に行ったりと外出の用事があれば済ませていきます。
こんな感じ。
何が変化したかというと、
「瞑想」がルーティーンに組み込まれたのです。
以前から瞑想はしていたのですが、時間帯もバラバラだし、もっと気合を入れてと言いますか、しっかりやらなくちゃみたいに思ってしまって、逆に小まめに続けられていなかったりもしました。
最近はほんの少しでもいいから、毎日心を落ち着けて瞑想をするようにしています。
とは言っても私はヨガマスターでもなければ、瞑想や心理学の専門家でもありませんので、方法は概ね自己流です。
ただ座って、呼吸する。
自分の心の中を空にして、ゼロに戻していく。
時々、気功の先生が教えてくれた呼吸法を試してみたりもします。
大抵は床に座って瞑想をしますが、
日によって気功の先生から習った「立禅」という立って行う瞑想を試してみたり、
床に寝転がって試してみたりもします。
情報がとても多い現代で、自分の中に沸き立つ声を消すのは本当に大変です。
次から次へと脳内でおしゃべりが始まって、なかなか静かになってくれません。
けれど何度も繰り返し瞑想をすることで、少しずつ心を沈めるコツが分かってきました。
一旦、頭の中をすっきりとゼロに戻すことで、新たに新鮮なものが入ってくるように感じます。
朝の瞑想ルーティーンをすることになった1番のきっかけは、地元の友達の一言。
彼女は朝起きたら5時台に、よほどの悪天候でもない限り1時間くらいの散歩をするのだそうです。
散歩から戻ったら瞑想をして、それから一日をスタートさせるのだとか。
もう何年も朝のルーティーンとしてそれを続けているという話を聞いて、その時は正直驚きました。
いいなあ、でも私にはきっと出来ないだろうな、と思っていたのですが、
ふと「朝1時間の海辺の散歩までは出来なくとも、少し瞑想をするくらいなら出来るかもしれない」と思ったのです。
朝の習慣に一度組み込まれると、想像以上に続けやすくなりました。
最近頭の中がぎゅうぎゅうで疲れているなあという方はぜひお試しください。
道具もいらないし、お金もかからず、ただ座って呼吸するだけなので、
誰でもどこでも出来る手軽さが魅力です。
以前、私の出身である秋田県のお寺と繋がりのある東京のお寺のとある住職さんに、「ただ座っていればいい」と言われたことがあったのを思い出しました。
その時はあまり意味がわからなかったのですが、今になって思えば、本当に核心をついた言葉だったなあと感じます。
オラクルカードは、面白いくらいに自分の心のあり方を反映してくれます。
軽い気持ちでカードをめくって楽しんでいます。遊びの心は大切。常に人生を楽しみたいです。